聖心女子学院初等科5年転編入 試験対策-作文講習
今日は6月の作文講習を行いました。
先月から1ヶ月分の新聞を目の前にして、この1ヶ月間で一番印象に残ったニュースを聞いてみました。
皆が口を揃えて「川崎の事件」と言っていました。
本当に痛ましく、日本中の人がきっと心を痛めたことと思います。
4年生のお友達に余計な心配や不安を与えることは得策ではないと思い、サラッと新聞を読み、その中に書いてあった「寄り添う」という言葉について
皆で意見を出し合ってみました。
「寄り添う」とはどういうことかな。
「寄り添うため」にはどのような事をしてあげられるかな。
とても難しいテーマだったと思います。
でも、ひなの4年生は立派でした。
素直に自分の心からの言葉を発してくれました。
「その人の立場にたってみる」「自分もそのお友達と一緒に悲しんであげる」「苦しい時は一緒に苦しんであげる」
「広い野原に一緒に行き、遊ぶ。きれいなところで遊ぶと、気持ちが変わるから」などなど
私からは「何について苦しんでいるのか」「どのように苦しいのか」などその人の言葉に耳を傾けてあげることを忘れないようにするといいですね。
と付け足してみました。
その素直な気持ちをそのまま文にしてみましょう。
ということで書いてくれた作文。
10歳なりに事件を受け止め、今後の自分達にどのように活かして行くかを改めて考えることが出来たのではないかと思います。